こ〜たろ〜 の 「介護放浪記」

福祉・介護の世界で着のみ着のままに放浪中~!息抜き8割、本業2割、でなきゃ続けていけません…。

「初めての海外旅行・オーストリアの思い出」IN ゴールド・コースト!

昨今、LCC航空会社も増え格安航空券など検索すれば普通に手に入る時代になり、気軽に海外へ行けるようになりましたよね。

 

私が、初めて海外へ行った記憶を思い出すと、それはかれこれ26年も前の学生時代でした。

 

大学4年の冬、同級生は無事に卒論も終わり就職も決まって、仲の良いグループで国内外問わず卒業旅行へ行く時期でした。

 

私といえば、大学5年目を春に控え、同寮生が自治寮から卒寮していく時期でもあり、後輩達と一緒に4年間一緒に過ごした仲間たちを見送っていたことを思い出します。(その年、留年したのは私一人でしたので、とても寂しい気持ちだったのを覚えています)

 

私自身も、自治寮へは4年間しか在籍が出来ないため、4月までに下宿先を探さなければならない時期でもありました。

 

 

そんなバタバタとするシーズンに、卒業する訳でもない私が何故海外旅行へ行ったかというと、それには理由がありました。

 

二足の草鞋を履く私は、大学生でありラーメン屋の店長でもありました。

毎年、ラーメン屋の親会社が全社員とフランチャイズ店オーナーも含めた社員旅行を行っていました。

また、その当時社員旅行のステータスといば"海外旅行"という時代でもありました。

 

今でもまだ半信半疑ですが、その当時、私は「鉄の塊が空を飛ぶ」ことを信じていませんでしたから、飛行機に乗ることは人生の中で一生無縁と考えていました。

 

しかし、そんな私の考えも虚しく、会社(ズバリ社長)は許してくれませんでした。半ば強制的にパスポートを作らされ、飛行機に乗せられてしまいました。(今のご時世だったら、軽いパワハラか軽犯罪になるかもしれませんね...)

昔は、会社の飲み会は仕事のうちという風潮が当たり前の時代でしたからね。上司の命令は絶対でした...。😭

名古屋空港から、オーストリアケアンズ経由でプリスベンへ。そこからバスでゴールドコーストに向かいました。

 

離陸後、南下するために大きく機体が旋回すると、私は機体が傾いたことに驚き、大きな声で「落ちるぅ〜っ」と叫びだし、周りの社員に取り押さえられた記憶があります。😓

 

機内では落ち着かず、ビールをひたすら飲み、タバコを吸うの繰り返しでした...。

 

あっ、今から26年前当時は機内に喫煙席がありました。(更に、余談ですが、私が小学校の頃、JRが国鉄時代の時は、普通列車の車内でタバコが吸えたんですよ!対面式の席には窓枠の下に灰皿が備え付けでしたしね!)

 

こんな話をすると、時代を感じますね...。

第二次ベビーブーム以前の生まれでないと分からないネタです...。

 

何はともあれ、初めての海外!

若かりし頃の私は、着いてしまえば機内でのことなど忘れて大はしゃぎです。

 

到着初日は、夜になっていたこともありホテルで食事をしたあと、近くのスーパーへ水とビールの買い出しに行って1日が終わりました。

 

2日目・3日目は、社員旅行を楽しみにしていた人たちの1番の目玉でもあるゴルフでした。

 

ホテルからバスをチャーターして移動し、エメラルド レイクス ゴルフ クラブでラウンド。

翌日は、全豪オープンが開催されるキングストン・ヒース・ゴルフ・クラブのコースをまわりました。

 

ゴルフ好きの人たちにとっては、クラブハウスやコース上の至るところで記念撮影をするなど、たまらない2日間だったようですが、私は、広大なコースの上で飲んだビールが美味しかったことしか覚えていません。(今回、調べてみたら、どちらも有名なゴルフコースだったのを知りました💦)

 

そして、4日目から6日目の夕方までは自由行動。

 

4日目は、ホテルのオプショナルツアーで世界的に有名なグレート・バリア・リーフ(大堡礁)をヘリで1時間程の遊覧飛行を楽しみました。

 

途中、無数にある島の1つに着陸して記念撮影をしたり、永遠と続く森林地帯では、「見つけると幸運がある」と言われる(パイロットさん談)"レッドツリー"を上空から探した記憶があります。パイロットさんも頑張ってくれて、レッドツリーを1つ見つけることができました!👍(何故かこの時のヘリコプターは怖くありませんでした!😁)

 

ちょっとググってみると、グレート・バリア・リーフの長さは、南緯10度から24度にかけて広がり2600km(1,600マイル)を超える長さに2,900以上の暗礁群と約900の島があるそうです。

 

そして、午後からは、サーファーズパラダイスビーチでのんびりビールを飲みながら過ごしました。周りは外人だらけでした。(相手からしてみれば、私たちが外人ですが...)

 

5日目は、自転車をレンタルしてサーファーズパラダイスの市街地を散策しながら、地元の人たちが多く入るお店でランチを楽しみました。

お土産に"Surfer’s Paradise" のロゴが入ったTシャツを何枚も買ったのを覚えています。

 

あと、海岸沿いでバンジージャンプに挑戦しました。

 

6日目、この日は、ホテルのオプショナルツアーでテーマパークツアーを申し込み、シーワールドでイルカショーを見て、ムービーワールドでは、バットマンと一緒にバットモービルの前で記念撮影をしました。あと、コアラを抱っこして写真を撮った記憶があります。

 

そういえば、4日・5日目の晩は、カジノへ行ったことを思い出しました。

 

ホテルのカウンターでタクシーを頼むと、入り口付近にリムジンタクシーが到着、6人で一緒に乗り込みました。思わぬところでリムジンデビュー。

 

ホテルに隣接しているカジノだったので、おそらくコンラッド・ジュピターズホテル&カジノだったのかな?と思います。(間違ってたらごめんなさい)

あと、正装ではありませんが、ジャケットだけ着ていたような記憶が...。

 

大勝ちした記憶も大負けした記憶もないのでトントンだったと思います。

 

6日目の夜は最終日。社員全員とオーナーさんもご一緒にディナーを。

 

あっという間の6日間でした。

 

初めての海外だったので、とても良く覚えています。

 

帰りの飛行機も、ビールを飲んではタバコを吸うの繰り返しで、何とか名古屋まで乗り切りました。

 

あれから26年、今は怖いながらも飛行機に乗れるようになりました。